トレーニング愛好家はもちろんの事、一般の方もたんぱく質の摂取の必要性は認識されていると思います。

たんぱく質というと「鶏肉」というイメージですが、今回はそれ以外の優秀な食材をご紹介します。

Ｐ：たんぱく質　Ｆ：脂質　Ｃ：炭水化物

◎クロマグロ（Ｐ26.4ｇ　Ｆ1.4ｇ　Ｃ　0.1ｇ　100ｇ当たり）

たんぱく質の含有量が多く、脂質、糖質が少ない食材です。また、必須アミノ酸（ＥＡＡ）、ＢＣＡＡ含有量や、筋力、筋出力向上の効果のあるクレアチン、糖質、脂質代謝に有効なビタミンＢ群が豊富です。また、抗酸化作用のあるセレンも含んでいます。週600ｇ程度までであれば身体には影響は無いようです。

◎牛赤身（ヒレ）（Ｐ20.5ｇ　Ｆ2.8ｇ　Ｃ0.3ｇ　100ｇ当たり）

たんぱく質の含有量はもちろんの事、脂肪燃焼に役立つＬ－カルニチン、ビタミンＢ群が豊富に含まれています。特に女性は気をつけたい貧血に効果的なヘム鉄が多く含まれます。

◎卵（Ｐ7.3ｇ　Ｆ6.1ｇ　Ｃ0.1ｇ　1個当たり）

脂質が少々多めですが、全卵を含むと多くの栄養素をバランスよく含んだ完全栄養食材です。カロリー管理をしている方は、全体の摂取カロリーの中の脂質量に注意して下さい。また、たんぱく質の吸収効率は、生卵よりは、加熱したもの、またかたゆで卵よりは温泉卵、半熟卵の方が効率は良いようです。

クロマグロ、ヒレ肉はコストがやや高いのが難点ですが、上手に摂取してみて下さい。