睡眠の重要性が様々なメディアで、様々な情報として伝えられています。

睡眠が不足するとどのような影響があるのか、再度検証してみましょう。

米国睡眠学会の資料では、18歳～64歳の平均睡眠時間は7時間～9時間だそうです日本においては、20歳以上の4割が6時間未満で、日本人は睡眠不足だと言われています。

睡眠時間は個人差がありますが、睡眠が不足する事で様々なリスクがあるようです。

まず、反応時間、認知感覚などを睡眠時間で比較すると、8時間以上睡眠の方は、どの項目も良いポイントが得られています。逆に4時間未満はかなり低ポイントになります。ここでのポイントは、4時間以上6時間未満の方です。当初は時間症状はありませんが、徐々にパフォーマンスが低下してきます。その状態が続くと2日間寝ていない状態と同じになります。

6時間未満の睡眠では、集中力低下、記憶力低下、思考力低下が顕著になり、脳卒中、うつ病、肥満、心疾患のリスクがあがります。

まれに短時間睡眠で生活できる「ショートスリーパー」が全体の5～10％程度いらっしゃいます。これは短時間睡眠で良いのではなく、遺伝的な要素なようです。

休日の寝だめについては、一定の効果は期待できますあ、累積の睡眠不足解消になりません。

お勧めは、『昼寝』です。思考力、反応時間、記憶力が高まります。時間は夜の睡眠に影響がないように30分程度にしましょう。