スポーツを行っている方の中で、瞬発力を要する種目、ゴルフなどはどちらかというとその部類に入ると思います。

一般的に、ウエイトトレーニングはゆっくりと動作、筋肉が付くと動きが遅くなと思われがちです。

トレーニングが筋肉に対して、負荷を感じさせたり、意識させたりするのでその様なイメージになります。

瞬発力を高めるトレーニングで、『ＳＳＣ（ストレッチ・ショートンング・サイクル）』があります。

筋肉は伸ばす、縮む、そして強く伸ばされれば、素早く縮む機能があります。これを伸展反射といいます。

この伸展反射を利用して、トレーニングを行います。この伸展反射とエラスチンという物質が弾性エネルギーを生みます。その機能がＳＳＣです。

具体的なトレーニングとしては、スクワット動作で、一気に落として、素早く切り返す。ベンチプレス動作も一気に落として、切り返す、この「切り返し動作」がポイントです。

通常のトレーイングは、脳が動作をコントロールしていますが、このＳＳＣは、脊髄反射ですので、脳のリミッターが外れますので、大きな力を生み出します。