睡眠は基本的な人間の欲求のひとつですが、体づくりはもちろん、心の健康にも影響してきます。

良い睡眠をとりたい、とるべきだというのはよく言われますが、良い睡眠とはどのようなお事なのか、また良質な睡眠を得るためにはどのような行動と食事をすれば良いのかを考えてみましょう。

◎良い睡眠とは

３つの条件）

①すぐに眠れる

布団に入って10分未満ならＯＫ！３０以上になると寝つきが悪いと言えます。

②ぐつすり眠れる

中途覚醒（数時間おきに目が覚める）で睡眠が妨げられない。

③目覚めが悪い

起きた時に眠気が無い状態。

◎サーカディアンリズム（体内リズム）

自立神経が支配しており、自分の意志でコントロールできません。したがって以下の行動を意識する必要があります。

・入眠60分前から、副交感神経が優位になります。

・入眠30分前から、交感神経の減衰が始まります。

このバランスが崩れると、入眠が妨げられます。

リラックスする方法として、以下があります。参考にしてみて下さい。

・自然風景を見る（モニターでもＯＫ）

・ストレッチを行う

・照明を暗くする

・日中日光を浴びる

◎たんぱく質、糖質を摂る

夜の糖質は少し気になりますが、たんぱく質と共に摂ることによって、入眠を促進するメラトニンの前駆体であるトリプトファンというアミノ酸を摂取します。それを取り込むにはインスリンの助けが必要になりますので、糖質が必要になります。

しっかりと良質な睡眠を心がけましょう。