姿勢チェックから始める姿勢改善方法
ご自身の姿勢に違和感を感じたことはありませんか?「鏡で見たときに肩の高さが違う」「猫背がひどいと言われたことがある」など、姿勢の歪みにハッとすることはあるでしょう。
姿勢の歪みは様々な体の症状を引き起こします。まずはご自身の歪みを自覚して、それを取り除くことが重要です。歪みを取り除くために、まずは姿勢チェックから行いましょう。
本記事では姿勢チェックの方法や、姿勢改善方法をご紹介します。腰や肩の痛みを感じている人や、骨盤の歪み、姿勢に違和感を難じている人は症状が改善できる可能性もありますので、ぜひ最後までご覧下さい。
姿勢をチェック行うメリット
姿勢のチェックを行うことで、自分自身の姿勢の歪みに気づけます。
結果的に、自分の体の歪みに最適なトレーニングやストレッチ、整体を行うことができるので、姿勢を治しやすいというメリットがあります。
物事を上達させたいと思った時にはまず、自分の現状を把握することが大切です。自分が今どんな問題を抱えているかを分析することで、気付いたらできるようになった経験はありませんか?
これと同じことが姿勢を改善する際にも言えるのです。姿勢チェックは自分の体を分析して、改善方法を模索するための準備だと言えるでしょう。
あなたは大丈夫?悪い姿勢が及ぼす影響
悪い姿勢のまま、日々過ごしていると突然思わぬ症状に陥ることがあります。
・最近腰痛がひどい
・肩こりが慢性化してきている
・最近やけに疲れやすい
上記一覧のような症状を感じる場合には、姿勢が原因かもしれません。姿勢は一度良くなれば、良い循環が発生しますが、逆に、悪い循環も発生しやすい特徴があります。悪い循環が起こってしまうと、慢性的な痛みに苛まれることもあります。まずは姿勢を改善して良い循環を発生させられるようにしましょう。
猫背
猫背は日本人の約80%が持っている症状だと言われています。悪い姿勢の代表とも言える姿勢ではないでしょうか。主に下にあるものをじっと眺める状態が続くと、起こる症状だと言われています。たとえば、スマートフォンやノートパソコン、テレビを長時間眺めていると猫背になりやすいです。
猫背の人が出やすい痛みや症状
首や肩残り、関節痛などが主な症状です。その他にも呼吸がしづらくなったり、日常的な眼精疲労を引き起こしたりと、様々な症状が起こってしまいます。
反り腰
反り腰は、腰が大きく前にカーブした姿勢のことを言います。お腹がぽっこりとしていることが特徴です。反り腰には腹筋が弱い人がなりやすく、誤った筋トレや、階段を頻繁に上る場合に症状が現れやすいです。一度クセがついてしまうと、反り腰が普通になってしまいますので、注意が必要です。
反り腰の人が出やすい痛みや症状
腰回りの血流がうまく回らなくなることで血流が停滞し、体がむくみがちになります。通常時でもお腹が出ているように見えてしまいますが、むくみも相まって、さらに太っているように見えてしまうのです。また、前傾姿勢を支えるために、腰痛や、外反母趾、巻き爪などの症状も見られます。
ストレートネック
ストレートネックは文字通り、首が真っ直ぐになってしまう状態のことを言います。正常な首の骨は、適度にくの字にカーブしているのに、ストレートネックの場合には、直角になってしまいます。首の骨は頭を支えるために一番負荷のない形(くの字)を維持しているのに、首が真っ直ぐになってしまうと、頭の重さがダイレクトに伝わるので、非常に深刻な状態だといえます。
ストレートネックの人が出やすい痛みや症状
頭の重みがダイレクトに首にかかるので、首や背中、腰のこり症状が見られます。また、重症化すると、頭痛やめまい、結構不良などの症状も見られます。
簡単にできる壁を使った姿勢セルフチェック
ご自身が上記の状態になっていないか、簡単にできるセルフチェックがあります。道具や広いスペースも必要なく、3分程度で姿勢がわかるチェックとなっていますので、ぜひ、画面の向こう側で試してみてください。
姿勢セルフチェックの方法は下記の3ステップです。
1.壁から30cmほど 前に背を向けて立つ
2.そのままの姿勢で壁に くっつくように下がる
3.壁と腰との間にできた 隙間をチェック
正しい姿勢とは
耳、肩、股関節の出っ張り、くるぶしの少し前が、一直線になっている状態を正しい姿勢と言います。
姿勢セルフチェックで後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4点がしっかりと壁につくようなら問題ありません。逆に、どこか一点だけでも壁につかない場合や、壁から離した方が楽な場合には、注意が必要です。悪い姿勢の症状が出はじめているかもしれません。
セルフチェックで注意が必要な姿勢
背中と壁の間に、⼿のひら2枚以上やこぶしが⼊る
背中と壁の間に手を入れてみて、手のひら2枚以上、もしくは握りこぶしが無理なく入る場合には注意が必要です。
注意すべき症状
背中と壁の間に⼿のひら2枚以上やこぶしが⼊る場合には、反り腰の傾向があるかもしれません。
背中と壁の間に、⼿のひらが⼊る隙間がない
背中と壁の間に手のひらを入れようとした時に、全く入らない場合には注意が必要です。
注意すべき症状
腰から上が前に倒れている傾向がありますので、猫背の症状を疑った方が良いです。
背中が壁につき、後頭部やかかとがつかない
背中だけが壁につくけど、後頭部やかかとが全く壁につかない、もしくは壁につけるのが厳しい場合には注意が必要です。
注意すべき症状
腰から下と、肩から上がが前に倒れている場合には、ストレートネックの症状が考えられます。
後頭部と壁の隙間が特に⼤きい
後頭部と壁に大きな隙間が生じている場合には注意が必要です。
注意すべき症状
主に猫背の症状が考えられますが、さらに、肩周りの筋肉が少ない可能性もあります。
悪い姿勢になる原因は?
悪い姿勢になる原因は以下の通りです。
・前後の筋力バランスが悪い
・生活習慣の姿勢の癖
・正しい姿勢を知らない
一つずつ詳しく見ていきます。
前後の筋力バランスが悪い
主に腹筋と背筋のバランスが悪いことによって姿勢が悪くなっている可能性が高いです。たとえば猫背になりやすい人は、腹筋があまりついていません。前に倒れる力に対して、筋力では耐えきれなくなって、猫背になってしまいます。仮に背筋がしっかりとついていても、腹筋がなければ全く意味がありません。バランスを考えて筋肉をつけることが大切です。
生活習慣の姿勢の癖
普段から悪い姿勢で生活していると、悪習慣が染み付いて、なかなか元に戻りません。その状態で筋肉が固まってしまえば、姿勢は常に悪くなってしまうでしょう。この場合にも一度姿勢をリセットするために、バランスの良い筋トレを行うと、悪い姿勢を改善できます。
正しい姿勢を知らない
そもそも、正しい姿勢を知らなければ、改善の余地がありません。本記事でご紹介したセルフチェックを行って、良い姿勢を体に染み付けられれば、良い姿勢に変化していくでしょう。
姿勢チェックで保つ正しい姿勢
姿勢チェックを行うことで、姿勢の悪い部分がわかるだけではなく、姿勢の改善方法が分かります。
たとえば、猫背の傾向がある人は腹筋と背筋をバランス良く鍛えたり、反り腰の傾向がある方は正しい筋トレを行うなどの改善ができるでしょう。
本記事でご紹介した姿勢チェックを定期的に行い「今の自分はどこが悪いか」を確認して、綺麗な姿勢を目指して見みてください。
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